社長挨拶
社長方針
- 社会から信頼される誠実な品質第一の企業活動を基本とする。
- 社員相互の和を大切にすると共に、個々の感性を最大限に高め得る、楽しい職場作りをする。
- “企業は人なり”慈愛をもって人材を育成する企業風土。
- “企業は永遠なり”長期安定成長を持続するため、適正規模での効率経営に努める。
- 時代の変化に対応し得る先端技術の研究開発に勇気をもって最大努力をする。
- 安全、安心、安定の経営に努める。
代表取締役社長 村上 守
最先端機器の部品を供給し
日本のモノづくりの一翼を担う
創業者の鷲尾政男(現取締役会長)、さらに田中昭治(現取締役相談役)から重責を引き継ぎ、今年(平成 23 年)から第 3 代目の社長を就任いたしました村上守でございます。 今後とも皆様にはより一層のご指導、ご鞭撻をいただけますようお願い申しあげます。
サン精密化工研究所(以下、サン精密)は、昭和 38 年(1963 年)の創業以来、精密プラスチックの成形メーカーとして、日本のモノづくりの一翼を担ってまいりました。 中でも、私が入社しました昭和 55 年(1980 年)前後は、飛躍と発展の時代の幕開けだったと言えましょう。 大ヒットした携帯用ヘッドホンステレオ(ウォークマン)の部品受注を機に、昭和 59 年には清久工場が竣工し、操業を開始しました。 以後も、歴代のヘッドホンステレオをはじめビデオカメラ、カーオーディオといった AV 機器、ゲーム機などに使われるプラスチック精密部品の供給に力を尽くし、 最先端の製品の小型化、高性能化に貢献してきました。最近では、高度情報化社会を支えるパソコン、携帯電話などの情報機器や医療器具の部品も手がけ、 ミクロンの精度が求められる一眼レフカメラ、デジタルカメラ等の光学製品にも多くの部品を供給するなど、超精密機構分野にも進出して、 着々と事業フィールドを広げています。そんな飛躍と発展の時代に、私は金型の設計・製作から成形工場の生産管理、品質管理といった仕事を通じて、 モノづくりの苦心と喜びを堪能してまいりました。
金型から成形まで
一貫した生産体制が最大の強み
サン精密のモノづくりの最大の強みは、創業当初から、金型の設計・製作から成形まで一貫した生産体制を構築してきたことです。 お客様が要求される成形品(精密プラスチック部品)の精度と安定性を確保するためには、優れた金型と、その金型を活かす生産設備が有効に機能することが必要です。
日頃から精密金型の開発と製作、工作法の開発などに注力する一方、成形工場の生産設備の自動化、システム化にも積極的に取り組んでいるからこそ、 お客様の要求に的確かつ迅速に対応することができるのです。また、サン精密では、お客様の商品開発の段階から参画する提案型の営業に力を入れています。 お客様の商品イメージに沿った最適な部品の材料・コスト・製造法を提案し、 オリジナルの生産ラインをどこよりも素早く構築していきます。 こんな提案営業ができるのも、金型と成形の一体化体制あってのことです。
時代の変化とお客様のニーズに対応し
中国、タイに海外工場を展開
時代の変化と、現地生産・現地販売というお客様のニーズに対応し、サン精密では、中国、さらに平成 23 年からはタイに海外工場を展開しています。
中国の上海工場は平成 15 年(2003 年)から操業し、主にデジタルカメラの部品を生産しています。
タイ工場は平成 23 年 1 月に設立し、6 月に稼動が始まったばかりです。
デジタルカメラ、コピー機などの部品を生産していく予定です。
今後の当社のモノづくり体制にとって、第一に欠かせないのはコストの圧縮です。
お客様は、アジア市場での製品販売を見越していますし、日本国内の市場も、安い製品でないと売れなくなっています。
ですから、私たち部品メーカーも、金型を工夫し、成形の量産技術を進化させるなどして、コストを圧縮しないとお客様のニーズに対応できません。
もちろん、その一方では、技術力を高めて、付加価値を向上させる努力も欠かせません。
当社には、5 年先・10 年先のお客様のニーズを見据えた商品開発、生産技術開発を担当する「研究開発グループ」があり、
技術力、提案力を日々に高める努力をしています。当面のお客様ニーズに対応するコスト圧縮、将来を見据えた付加価値の向上、
この 2 つは、私たちが生き残っていくために達成すべき必須の課題です。
もっとも、この 2 つの課題以上に大事なのが人材の育成です。
いくら高価で、高性能の機械を買ったとしても、その機械を動かし、製品を作るのは人です。
技術に精通し、自立した意識を持って、変化に対応できる人材を育てない限り、当社の競争力は向上しません。
今後、サン精密では、若い人材を採用し、育成することに、今まで以上に力を入れていきます。
中国、タイで現地採用した人材も、日本で研修するなどして、手厚く育てていく予定です。
その結果として、日本でも海外でも、同じように高いレベルの製品を生産できる体制が整えられれば、新しい飛躍の時代が必ずや始まるはずです。

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